2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 203-3 ビーム利用・ターゲット

[1L10-14] 放射線化学・生物学とガンマ線応用

2018年9月5日(水) 15:35 〜 17:00 L会場 (D棟 D12)

座長:菅 晃一(阪大)

15:35 〜 15:50

[1L10] レーザーコンプトン散乱ガンマ線によるデルブルリュック散乱

*早川 岳人1、Koga James1、静間 俊行1、全 炳俊2、紀井 俊輝2、大垣 英明2、藤本 将輝3、加藤 政博3 (1. 量研、2. 京大、3. 分子研)

キーワード:レーザーコンプトン散乱ガンマ線、デルブリュック散乱

デルブリュック散乱とはガンマ線の弾性散乱の一種であり、QEDの非線形現象の
検証として20世紀より研究されてきた。最近、Kogaと早川は、直線偏光ガンマ線
ならば、従来できなかったデルブリュック散乱のみの振幅を計測可能であることを
示した。その詳細と、UVSORにおけるデルブリュク散乱実験のための
直線偏光レーザーコンプトン散乱ガンマ線の生成について報告する。