2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[1M01-04] 不確かさ評価1

2018年9月5日(水) 10:00 〜 11:10 M会場 (E棟 E11)

座長:遠藤 知弘(名大)

10:45 〜 11:00

[1M04] 使用済燃料ピットにおける核データと製作公差に起因する核的不確かさの統計的取り扱いに関する検討

*杉村 徹也1、桐村 一生1、小池 啓基1、左藤 大介1、竹田 敏一2 (1. 三菱重工業、2. 福井大学)

キーワード:使用済燃料ピット、未臨界性評価、不確かさ、核データ、製作公差

使用済燃料ピットの未臨界性評価では、中性子実効増倍率に核データの不確かさを含む解析コード起因不確かさと、燃料や構造材の製作公差を起因とした不確かさを個別に反映することにより、保守性を考慮している。本研究では、核データの不確かさと製作公差を同時にランダムサンプリング法によって取り扱う手法を開発し保守性を適正化した。本報では、開発した手法の概要と検証結果について紹介する。