2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[1M05-07] 不確かさ評価2

2018年9月5日(水) 11:10 〜 12:00 M会場 (E棟 E11)

座長:卞 哲浩(京大)

11:25 〜 11:40

[1M06] 逆動特性解析に対する遅発中性子モデル選択の影響

*高橋 和暉1、中嶋 國弘1、左近 敦士2、芳原 新也2、橋本 憲吾2 (1. 近畿大学大学院総合理工学研究科、2. 近畿大学原子力研究所)

キーワード:遅発中性子モデル、逆動特性解析

遅発中性子モデルの選択が逆動特性解析に与える影響を検討した。遅発中性子モデルとしては、Keepinの6群モデル、Spriggsら及びWilsonらの8群モデルを採用し、近畿大学原子炉において収録した種々の時系列データに基づき逆動特性解析を行った。この結果、KeepinとSpriggsらのモデル間に有意な差異は無かったが、KeepinとWilsonらのモデル間では10%以上の大きな差異が観察された。