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[1N06] ITERの負荷条件における円筒型TBM筐体の構造健全性評価
キーワード:熱・機械解析、F82H、TBM
核融合炉ブランケットには熱負荷や内圧により高い応力が負荷されるため、構造体の力学状態を把握した上で構造健全性を確保することが必要である。本研究では、量研機構が開発している水冷却固体増殖TBMの円筒型筐体にITERにおける負荷条件を適用し、有限要素法による熱・機械解析を行った。構造材料である低放射化フェライトマルテンサイト鋼(F82H)の特性と圧力容器構造規格に基づいて、筐体の温度分布、応力とひずみによる静的力学状態の評価と共に、繰り返し荷重によって生じた累積疲労損傷を検討した。設計疲労曲線を含む材料特性に基づく基準値と比較し、円筒型筐体の構造健全性を系統的に評価した。