2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-3 トリチウム工学(燃料回収・精製,計測,同位体効果,安全取扱い)

[1N16-19] トリチウム工学(トリチウム透過・吸蔵挙動)

2018年9月5日(水) 16:55 〜 18:00 N会場 (D棟 D23)

座長:片山 一成(九大)

17:10 〜 17:25

[1N17] 低放射化フェライト鋼F82Hの表面酸化処理が重水素透過に与える影響

*近田 拓未1、木村 圭佑1、望月 惇平1、堀越 清良1、松永 萌暉1、藤田 光2、沖津 康平2、田中 照也3、菱沼 良光3、坂本 宜照4 (1. 静岡大、2. 東大、3. 核融合研、4. 量研)

キーワード:トリチウム、透過、F82H、酸化

日本の核融合原型炉では、構造材料として低放射化フェライト鋼F82Hの使用が検討されている。F82Hはトリチウムの透過が深刻である一方、表面の酸化処理によって透過を低減できる可能性がある。本発表では、熱処理によってF82H表面に生成させた酸化クロム層の重水素透過挙動および原型炉模擬環境における安定性について報告する。