[1O10-13] 人材育成

[1O12] 放射線安全のための大学間連携放射線計測専門家育成プログラムの現状と今後の展開

*大矢 恭久¹、奥野 健二¹、波多野 雄治²、片山 一成³、納冨 昭弘³、橋爪 健一³、原 正憲² (1. 静岡大学、2. 富山大学、3. 九州大学)

キーワード：放射線安全、放射線測定、人材育成

静岡大学が中心となり、富山大学、九州大学と連携し、放射線安全のための大学間連携放射線計測専門家育成プログラムとして各大学の特色を出した放射線計測実習プログラムを構築し、これまでに２年間実施してきた。受講生からのアンケートを参考に毎年改善をおこなってきた。これまでに日本全国の理工系学生のみならず企業からの参加希望もあり、一大学では実施できない魅力的なプログラムを構築することができた。特に29年度放射線測定機材を充実化させることにより、充実した実習を提供することができ、受講生の満足度向上につなげられたとともに、放射線取扱主任者試験に興味を持つ学生を増やし、複数大学の学生が一堂に会し、切磋琢磨する環境を提供できた。