[1P08-13] 地震時クリフエッジ

[1P13] 原子力プラントの包括的安全性向上のための地震時クリフエッジ回避技術の開発

その16 人間挙動のモデル化とクリフエッジ評価

*肥田 剛典¹、大野 敦史¹、糸井 達哉¹、高田 毅士¹ (1. 東京大学)

キーワード：人体、振動台実験、姿勢制御、倒立振子、フィードバック制御

地震による人間の被害を軽減するためには、地震時の人間の行動や被害を評価することが重要である。本研究では振動台搭乗実験を行い、人間の負傷評価のための人体の地震応答解析モデルを構築した。被験者の地震時挙動を3-Dモーションキャプチャシステムによって計測し、被験者の床反力中心をフォースプレートによって計測した。次に、フィードバックコントローラを備えた台車型倒立振子モデルに基づいて人体の地震応答解析モデルを構築した。最後に、モデル構築時とは異なる入力波を用いた実験結果と解析結果を比較し、構築した人体の地震応答解析モデルの妥当性を検証した。