2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[2A06-09] 半導体検出器

2018年9月6日(木) 10:50 〜 11:55 A会場 (B棟 B11)

座長:神野 郁夫(京大)

11:05 〜 11:20

[2A07] ダイヤモンドを用いた超高放射線場での放射線マッピング技術開発に向けた日英共同研究

*高橋 佳之1、Hutson Chris2、高宮 幸一1、宇根崎 博信1、Scott Thomas2 (1. 京都大学複合原子力科学研究所、2. South West Nuclear Hub, University of Bristol)

キーワード:廃止措置、高放射線場、ダイヤモンド、小型放射線検出器

東京電力(株)福島第一原子力発電所や英国のセラフィールド施設に代表される多量の核燃料物質・放射性物質を内包する高線量条件下にある原子力施設の廃止措置に向けた基盤的研究として、耐高放射線の遠隔駆動型放射線検出器システムの開発を英国・ブリストル大と京都大学が協力して実施した。検出器は、英国ブリストル大で開発が進められているleakage current型ダイヤモンド検出器を使用し、京都大学原子炉実験所が保有する各種の放射線照射場を用いてシステムの特性や高線量条件下での適用性に関する課題抽出を行い、検出器システムの機能向上を計るための基礎データを取得した。