2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[2B18-21] LLFP、核共鳴蛍光

2018年9月6日(木) 16:55 〜 18:00 B会場 (A棟 A21)

座長:深堀 智生(JAEA)

16:55 〜 17:10

[2B18] 低速RIビームを用いたLLFP核の核反応データ測定

*堂園 昌伯1、今井 伸明1、道正 新一郎1、下浦 享1、大田 晋輔1、炭竃 聡之2、千賀 信幸2、大津 秀暁2、入部 弘太郎3、他 ImPACT-RIBF collaboration (1. 東大CNS、2. 理研仁科センター、3. 九大院理)

キーワード:ImPACTプログラム、核変換、長寿命核分裂生成物、OEDOビームライン、断面積測定

理研RIBF施設にてLLFP核(107Pd,93Zr,79Se)の核変換反応測定を行った。BigRIPS-OEDOビームラインを用いて低速の(20~30MeV/u)LLFPビームを生成し、これを実験に用いた。測定した反応は、(1) 107Pd, 93Zr核の陽子及び重陽子誘起反応、(2) 79Seの中性子誘起反応の代用としての(d,p)反応、である。本講演では、実験の詳細と測定結果について報告する。