2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 502-1 原子炉材料,環境劣化,照射効果,評価・分析技術

[2C01-03] 腐食

2018年9月6日(木) 10:00 〜 10:50 C会場 (B棟 B21)

座長:高橋 克仁(NFD)

10:30 〜 10:45

[2C03] 690合金のPWSCC機構研究

高温水素ガスによる変形への加工度および温度の影響

*寺地 巧1、岡本 マキエ1、山田 卓陽1、有岡 孝司1 (1. 原子力安全システム研究所)

キーワード:690合金、PWSCC、水素ガス、水素誘起局所塑性

高温クリープ試験により、PWR1次系相当の水素ガスを導入した時の材料変形挙動に対する、TT690合金の冷間加工度(10,20,30%)および温度(250, 320, 360℃)の影響を評価した。その結果、何れの試験でも水素ガス導入直後に明瞭な変形が観察されたが、変形挙動にPWSCCと同様のパラメータ依存性は確認されず、き裂進展との直接的な関係は認められなかった。