2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 502-1 原子炉材料,環境劣化,照射効果,評価・分析技術

[2C12-16] 照射効果2

2018年9月6日(木) 15:50 〜 17:10 C会場 (B棟 B21)

座長:野本 明義(電中研)

15:50 〜 16:05

[2C12] 照射脆化データのベイズ統計解析における信頼性及び予測性に関する検討

*高見澤 悠1、塙 悟史1、西山 裕孝1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:原子炉圧力容器鋼、関連温度移行量、統計解析、ベイズ統計

原子炉圧力容器鋼の照射脆化について、実測データの分布を確率分布の和で表すことが可能なノンパラメトリックベイズ法を用いて、中性子照射条件や化学成分と関連温度移行量との関係を評価した。国内BWR照射データでは、中性子照射量、照射速度、Cu含有量を変数としたとき、解析の信頼性高く、関連温度移行量の実測値と計算値の残差の標準偏差が小さくなることが示された。