2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[2G01-04] 汚染水及び二次廃棄物の処理技術1

2018年9月6日(木) 09:30 〜 10:35 G会場 (A棟 A37)

座長:宇佐見 剛(電中研)

10:15 〜 10:30

[2G04] 東海再処理施設における低放射性廃液の処理技術開発

(18)Cs/Sr吸着材の実機適用に向けた検討

*伊藤 義之1、松島 怜達1、佐藤 史紀1、橋本 崇紀2、鈴木 達也2、宮部 慎介3、佐久間 貴志4、菊地 香織4、出水 丈志4 (1. 原子力機構、2. 長岡技術科学大学、3. 日本化学工業、4. 荏原製作所)

キーワード:イオン交換、吸着材、ケイチタン酸塩、硝酸塩、セシウム、ストロンチウム

Cs及びSr同時吸着材であるケイチタン酸塩系の吸着材(ピュアセラム)を用いたカラム試験を実機(LWTF吸着塔)と同様の通液条件で実施した。その結果、Csは破過し難く、前回の報告と同様に破過容量が大きいことが分かった。Srの5%破過容量は、前回の報告と比べて約2倍となり、破過容量の向上が図れる見通しを得た。