2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[2G15-17] ガラス固化技術2

2018年9月6日(木) 16:05 〜 16:55 G会場 (A棟 A37)

座長:杉山 大輔(電中研)

16:35 〜 16:50

[2G17] 放射性廃棄物の減容化に向けたガラス固化技術の基盤研究

(58) Ru-Rh-Pd-SiO2-B2O3-Na2O-Li2O系熱力学データベースの構築

*天本 一平1、大山 孝一1、深山 大元2、長野 祐一2、ヤンツェン タチャーナ3、ハック クラウス3 (1. 日本原子力研究開発機構、2. 計算力学研究センター、3. ジーティーティーテクノロジーズ)

キーワード:高レベル放射性廃棄物、ガラス固化体、熱力学的諸量、計算状態図、CALPHAD法

HLWのガラス固化研究を進めていくうえで必要とされる固化媒体やFPについてCALPHAD法を用いた熱力学的諸量の取得を進めている。今回は、ホウケイ酸塩ガラス(BSG)中のルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)及びリチウム(Li)の挙動を解明する上で必要とされるRu-Rh-Pd-SiO2-B2O3-Na2O-Li2O系の熱力学データを構築することができた。同データを利用して様々な条件におけるRu、Rh、Pd及び/またはLi2Oを含有するBSGの状態図作成や充填量の推算が可能となった。