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[2G17] 放射性廃棄物の減容化に向けたガラス固化技術の基盤研究
(58) Ru-Rh-Pd-SiO2-B2O3-Na2O-Li2O系熱力学データベースの構築
キーワード:高レベル放射性廃棄物、ガラス固化体、熱力学的諸量、計算状態図、CALPHAD法
HLWのガラス固化研究を進めていくうえで必要とされる固化媒体やFPについてCALPHAD法を用いた熱力学的諸量の取得を進めている。今回は、ホウケイ酸塩ガラス(BSG)中のルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)及びリチウム(Li)の挙動を解明する上で必要とされるRu-Rh-Pd-SiO2-B2O3-Na2O-Li2O系の熱力学データを構築することができた。同データを利用して様々な条件におけるRu、Rh、Pd及び/またはLi2Oを含有するBSGの状態図作成や充填量の推算が可能となった。