2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[2G18-21] ガラス固化技術3

2018年9月6日(木) 16:55 〜 18:00 G会場 (A棟 A37)

座長:土方 孝敏(電中研)

17:25 〜 17:40

[2G20] 放射性廃棄物の減容化に向けたガラス固化技術の基盤研究

(61) 小型ガラス溶融炉への模擬高レベル廃液とガラス粉末混合供給時のオフガス移行挙動

*塚田 毅志1、宇留賀 和義1、宇佐見 剛1 (1. (一財)電力中央研究所)

キーワード:ガラス固化、高レベル放射性廃棄物、仮焼層、オフガス、イエローフェーズ

供給ガラスを粉末化し,模擬高レベル廃液に懸濁させた状態で小型ガラス溶融炉へ供給した結果,飛沫量が増加し,多くの廃液成分のオフガスへの移行量が増加した。一方で,揮発しやすいCs,Te,Mo等の元素については,ガラスビーズを供給した場合よりも,むしろオフガスへの移行量が抑制された。これらの現象は,懸濁時にガラス成分の一部が廃液に溶解したためではないかと推測される。