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[2I06] 格納容器及び原子炉建屋内におけるエアロゾル粒子沈着量評価手法の開発
(5)濡れ面におけるエアロゾル粒子挙動の可視化計測
キーワード:エアロゾル、沈着、可視化計測、濡れ面
日本原子力研究開発機構では、軽水炉シビアアクシデント時において格納容器から漏洩した放射性エアロゾルの原子炉建屋内の沈着挙動やその沈着量について、数値解析的手法による評価を進めている。しかしながら、固体壁近傍におけるエアロゾル粒子の沈着挙動を数値解析的に予測するためには、解像度の問題から莫大な計算機資源が必要である。それを解決するためには、固体壁近傍の微粒子の沈着挙動を合理的な解像度で評価するための解析モデルの導入が必要と考えられる。本報では、考え得る壁面の状態の一つである、濡れ壁面への沈着量評価モデルを開発するため、濡れた壁面に対するエアロゾル粒子の直接可視化試験を実施し、そのエアロゾル粒子の沈着挙動を把握した。