9:30 AM - 9:45 AM
[2K01] Study on an application of Powered Air Purifying Respirator (PAPR) half mask to α-ray radiation management at a MOX fuel facility
Keywords:Radiation management, α-ray radiation management, Pollution inspection, Respiratory protection, MOX fuel facility
放射線業務従事者の内部被ばく防護に対する安全性向上、長時間作業による身体負荷軽減を図ることのできる電動ファン式呼吸保護具のMOX燃料施設への導入・利用促進が行われている。
現在、市販されている電動ファン式呼吸保護具は、砂や塵埃等の多く発生する工事現場に向けて製造されているものが多く、マスクフィルタはカバーで覆われており、カバー表面(吸気口)は隙間が僅かに空いた(スリット)構造である。そのため、マスクフィルタにプルトニウム粒子が捕集された場合、プルトニウムから放出されるα線がマスクフィルタのカバーにより遮へいされることでサーベイメータによる検出が困難となり、汚染の見逃しや最悪の場合、内部被ばくにつながることも考えられる。
そこで、正確にα線に対する汚染検査ができるようプレフィルタ及び取付けアタッチメントを検討することで、サーベイメータによる汚染検査を可能とし、MOX燃料施設への適用化を行った。
現在、市販されている電動ファン式呼吸保護具は、砂や塵埃等の多く発生する工事現場に向けて製造されているものが多く、マスクフィルタはカバーで覆われており、カバー表面(吸気口)は隙間が僅かに空いた(スリット)構造である。そのため、マスクフィルタにプルトニウム粒子が捕集された場合、プルトニウムから放出されるα線がマスクフィルタのカバーにより遮へいされることでサーベイメータによる検出が困難となり、汚染の見逃しや最悪の場合、内部被ばくにつながることも考えられる。
そこで、正確にα線に対する汚染検査ができるようプレフィルタ及び取付けアタッチメントを検討することで、サーベイメータによる汚染検査を可能とし、MOX燃料施設への適用化を行った。