2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-2 炉設計と炉型戦略,核変換技術

[2L06-12] 核変換2

2018年9月6日(木) 16:10 〜 18:00 L会場 (D棟 D12)

座長:相澤 直人(東北大)

17:25 〜 17:40

[2L11] MA入りPu金属燃料高速炉サイクルによる革新的核廃棄物燃焼システムの開発

(20) 溶融塩中で生成した希土類沈殿の塩蒸留およびガラス結合ソーダライト固化

*魚住 浩一1、飯塚 政利1、大森 孝2 (1. 電中研、2. 東芝ESS)

キーワード:金属燃料高速炉サイクル、ウラン無しTRU金属燃料、乾式再処理、希土類FP、沈澱、塩蒸留、ガラス結合ソーダライト固化

Uを含まないMA入りPu燃料(TRU燃料)を用いる高速炉サイクルでは、乾式再処理後の使用済塩中に残留する希土類FPを塩に不溶な酸化物等に転換し、蒸留により付着塩を除去した後に、ガラス結合ソーダライトと共に固化することが検討されている。そこで、GdCl3を含むLiCl-KCl溶融塩にLi2Oを添加して生じた沈澱を蒸留し、残渣であるGd2O3をガラス結合ソーダライトに混ぜた固化体に転換した。