[2N_PL01] 大学での核融合理工学教育と人材育成への期待
核融合理工学分野の先端研究の一つであるITERのプラズマ点火が2025年、DT実験開始が2035年に予定され、さらにITER運転実証後に実施される原型炉の研究開発推進を長期戦略で支えるため、最低でも10年以上にわたる長期核融合研究の継続が必要であり、高い研究・技術レベルを維持発展させるためにも、総合工学である核融合理工学分野の教育と人材育成への期待は非常に高い。一方原子力分野は、同じ総合工学として、多分野の先端領域研究者の弛まぬ努力により技術の発展継承が支えられ、教育と人材育成への取り組みも熱心に行われて来た。この企画セッションで、両者の取り組みに焦点を当て、今後の教育と人材育成を議論する。