[2O01-05] プラントPRA

[2O04] 志賀原子力発電所２号機におけるPRAモデル整備の取り組みについて

(5)重大事故等対処設備等を考慮した出力運転時レベル1.5PRAの評価結果

*高橋 拓真²、中田 睦洋¹、四十田 俊裕¹、水門 大輔¹、高嶋 啓介^1,2、浜谷 眞一^1,2、根岸 孝行²、池田 敦生² (1. 北陸電力（株）、2. 原電エンジニアリング（株）)

キーワード：確立論的リスク評価、炉心損傷頻度、格納容器破損頻度

本稿では，福島第一原子力発電所の事故を踏まえて各種安全対策を講じた志賀原子力発電所２号機（以下，志賀２号機）の安全対策実施前後のプラント状態について出力運転時レベル1.5PRAの結果を示す。また，志賀２号機における各種安全対策のリスク低減効果，及び今後のPRAの課題について考察する。