2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 403-1 リスク評価技術とリスク活用

[2O06-09] PRA改善

2018年9月6日(木) 10:55 〜 12:00 O会場 (D棟 D25)

座長:牟田 仁(東京都市大)

11:25 〜 11:40

[2O08] 先進的レベル2PRA評価手法の開発

(10) SBOシナリオで想定される複数の事故シナリオ毎のソースタームPRDの検討

*山根 陽子1、中村 康一2、村田 景悟1 (1. アドバンスソフト株式会社、2. 電力中央研究所)

キーワード:レベル2PRA、動的PRA、ソースターム評価、ソースタームPRD

動的PRAの実施に向けて、ソースタームPRDの開発を進めている。現状のソースタームPRDは、SBOシナリオのAM策無しのシナリオを想定して開発を進めてきた。今後、動的PRAの試評価として、SBOシナリオで想定される、減圧操作、一次系過温破損(SGTR、ISLOCA)、DCH、スプレイの4つのイベントを考慮した動的イベントツリー解析を実施予定である。その際に、各シナリオにおけるソースタームの評価は、現状のソースタームPRDでは対応出来ない可能性がある。そこで本研究では、各シナリオに対応するソースタームPRDを開発した。開発においては、シビアアクシデント解析コードの事故推移を詳細に検討することにより、シナリオを幾つかのグループに分類し、グループ毎に新たなソースタームPRDを作成した。