2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 401-3 原子炉設計,原子力発電所の建設と検査,耐震性,原子力船

[2O12-15] 軽水炉の設計と検査

2018年9月6日(木) 15:20 〜 16:25 O会場 (D棟 D25)

座長:岩城 智香子(東芝ESS)

15:20 〜 15:35

[2O12] AP1000®の起動試験プログラム

(1) 燃料装荷前確認

*山崎 之崇1、シュミック エドワード2 (1. ウェスチングハウス・エレクトリック・ジャパン、2. ウェスチングハウス・エレクトリック・カンパニー)

キーワード:加圧水型原子炉、AP1000、起動試験

AP1000は、静的安全概念を採用したPWRであり、事故時、重力や圧縮ガスの圧力、水の蒸発や蒸気の凝縮、水や空気の密度差に伴う自然循環力などを利用して、72時間まで交流電源、および運転員の操作なしに原子炉を安全な停止状態へと収束可能なプラントである。AP1000初号機は中国三門、海陽サイトにてほぼ完成している。本稿では、AP1000初号機における燃料装荷に向け実施した確認項目を報告する。