[2O12-15] 軽水炉の設計と検査

[2O13] ＡＰ１０００®の起動試験プログラム

(2) 燃料装荷

*仁平 佳孝¹、山崎 之崇¹、シュミック エドワード² (1. ウェスチングハウス・エレクトリック・ジャパン、2. ウェスチングハウス・エレクトリック・カンパニー)

キーワード：加圧水型原子炉、AP1000、燃料装荷

ＡＰ１０００は、静的安全概念を採用したＰＷＲであり、事故時または過渡事象時、重力や圧縮ガスの圧力、水の蒸発や蒸気の凝縮、水や空気の密度差に伴う自然循環力などを利用して、７２時間まで運転員の操作なしに原子炉を安全な停止状態へと収束可能なプラントである。ＡＰ１０００初号機は中国三門、海陽にてほぼ完成している。本稿では、初号機における燃料装荷での確認内容を報告する。