2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[2P06-09] 軽水炉安全評価2

2018年9月6日(木) 10:50 〜 12:00 P会場 (E棟 E21)

座長:張 承賢(東大)

11:20 〜 11:35

[2P08] 火災伝播及び影響評価手法の高度化

(4) FDSを用いた複数区画における火災影響解析

*加藤 敬輝1、椛島 一1、笠原 文雄1 (1. 原子力規制庁)

キーワード:原子力施設、火災防護、FDS、火災影響評価

原子力施設のような密閉性が高く換気の影響が大きい屋内の火災は、火源の種類、屋内の構造、換気空調系等の要因により、複雑かつ多様な振る舞いを示す。原子力規制庁技術基盤グループでは、火災PRA手法の整備を行っており、その一環として、以上のような換気条件下にある複数区画における火災の物理現象及び影響評価手法を整備している。本報告では、火災影響評価コード(FDS)を用いて、OECD/NEAの共同試験プロジェクトであるPRISME Projectの試験を対象として、複数区画における火災影響解析を行った結果を報告する。