[2P06-09] Safety Evaluation of LWR 2

[2P09] Internal Arc Tests with High Voltage Electrical Cabinets for Emergency Diesel Generator

*KOJI SHIRAI¹, TSUKASA MIYAGI¹, KOJI TASAKA¹, JUNGHOON JI¹, MIKIMASA IWATA¹ (1. Central Research Institute of Electric Power Industry)

Keywords:Internal Arc Test, High Voltage Electrical Cabinets, Emergency Diesel Generator, HEAF Fire

東日本大震災の際に女川原子力発電所で発生した高圧スイッチギアの大規模アークによる火災の被害が発生した。このため、アーク放電エネルギーにより盤内の空気が加熱され、その高温空気が盤外あるいは隣接する電気盤内へ噴出し、隣接機器へ熱的影響を及ぼす可能性を評価する必要がある。本報では、非常用ディーゼル発電機用の高圧スイッチギアでのアーク放電事故を想定し、低電流（5kA程度）の短絡電流が長時間継続した場合の内部アーク試験を実施した。その結果、アークエネルギーは、アーク継続時間が長くなるにつれて比例的に増大しHEAF火災に進展する場合があり、アークエネルギーが30MJを超えると、消火作業が必要な火災事象が発生した。