[3B04-07] 荷電粒子反応

[3B05] J-PARCにおける0.4GeV – 3.0GeV陽子を用いた核種生成断面積測定

*松田 洋樹¹、明午 伸一郎¹、前川 藤夫¹、岩元 大樹¹ (1. J-PARC/原子力機構)

キーワード：核種生成断面積、J-PARC、PHITS、JENDL-HE/2007、ADS、陽子、GeV

加速器駆動核変換システム(ADS)等の高エネルギー加速器施設で使用される機器の的確な保守作業計画作成のために、高精度な核種生成断面積が必要である。そこでJ-PARCにおいて0.4 Gev – 3.0 GeV陽子をさまざまな金属箔（AlからBiといった軽核種から重核種まで）に照射し、放射性核種をゲルマニウム検出器で同定し核種生成断面積を測定した。本講演では、実験セットアップおよび測定結果とともに、放射線輸送計算コードPHITSによる解析値および核データライブラリJENDL-HE/2007評価値との比較結果についても報告する。