2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 503-1 原子炉化学,放射線化学,腐食化学,水質管理

[3C05-09] ラジオリシス1

2018年9月7日(金) 10:35 〜 12:00 C会場 (B棟 B21)

座長:永石 隆二(JAEA)

11:35 〜 11:50

[3C09] 炉内腐食環境評価モデルの実機適用に向けた高度化

(2)海水および核分裂生成物共存下における水素発生量評価

*原 宇広1、洞山 祐介1、柴崎 理1、山本 誠二1、高木 純一1 (1. 東芝エネルギーシステムズ)

キーワード:放射線分解、水素発生、アルファ線、海水、核分裂生成物

福島第一原子力発電所の事故以降、海水や核分裂生成物等の不純物を含む環境において水の放射線分解による水素発生量が増大することが指摘されている。特に燃料デブリ取り出し作業に当たっては、γ線だけではなくα線による放射線分解も考慮する必要があり、安全評価上の重要な課題となっている。本発表では、放射線分解モデルを用いて不純物を含む系における水素発生量を体系的に評価した。