2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[3F01-04] 廃止措置計画に係る標準

2018年9月7日(金) 09:30 〜 10:35 F会場 (A棟 A36)

座長:芳賀 和子(太平洋コンサルタント)

10:00 〜 10:15

[3F03] 廃止措置時の安全確保に係る標準類の整備

(3)廃止措置のための安全評価におけるクライテリアに係る検討

*岩田 竹広1、仲田 宗生2、田中 健一3、工藤 清一4 (1. 日本原子力発電株式会社、2. 日立GEニュークリア・エナジー(株)、3. (一財)エネルギー総合工学研究所、4. MHIニュークリアシステムズ・ソリューションエンジニアリング株式会社)

キーワード:廃止措置、標準、安全評価、潜在被ばく、判定条件

潜在被ばくについては、通常被ばくに対する線量限度に対して、頻度で与えられるリスク限度という概念があるものの、ある一定の頻度で起こる潜在的なリスクに対する限度的な線量の関係(便宜的に“リスク-線量限度”と呼称)は明らかになっていない。
ICRP pub64“潜在被ばくの防護:概念的枠組み”を踏まえ、頻度と線量の関数となるリスク-線量限度について検討し、IAEA SRS-77“廃止措置のための安全評価”で示されている、リスクのクラス分けと頻度-線量の間の関係と比較し、廃止措置のための安全評価におけるクライテリアについて提案する。