2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[3G05-08] 廃液処理技術2

2018年9月7日(金) 10:50 〜 12:00 G会場 (A棟 A37)

座長:石寺 孝充(JAEA)

11:35 〜 11:50

[3G08] 使用済み核燃料の廃棄物該当性判断

*糸永 眞吾1 (1. 個人)

キーワード:使用済み核燃料、廃棄物該当性判断基準、放射性廃棄物

使用済み核燃料は現在資源又は財産として扱われている。一方、放射性廃棄物は現在、廃棄物規制の国内法「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下、廃棄物処理法という。)の範疇では規制されていない。わが国では廃棄物処理法による不法投棄等に対する規制の中で、廃棄物の該当性(そのものが廃棄物かどうかという考え方)を通達等で明示してきた。使用済み燃料は燃料(ウランやプルトニウム)と高レベル放射性廃棄物の混合物であるが、廃棄物処理法によって示されてきた廃棄物該当性の判断基準を使用済み核燃料に当てはめた場合についての考え方について検討した。