[3I_PL02] 廃炉の取り組み体制とロードマップの状況
研究炉は原子力の研究・開発、人材育成に役立てられてきたが、福島第一原子力発電所事故後の厳しい新規制基準対応や、施設の高経年化などの課題があり、研究炉を取り巻く環境は近年厳しくなっている。昨年度、大学が所有する研究炉は新規制基準への対応を終え安全審査に合格し稼動を再開した。また、文部科学省では、原子力研究開発基盤として維持すべき施設の検討が開始されている。そこで本企画セッションでは、今後も研究炉を有効に活用するため、研究炉の現状とその将来像を共有し、今後の炉物理実験研究・教育の方向性について議論する。