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[3J11] 過酷事故炉を対象とした迅速遠隔分析技術開発-6
(4) アブレーション共鳴吸収分光法による同位体組成分析
キーワード:レーザーアブレーション、同位体分析、核燃料物質、半導体レーザー、共鳴吸収分光
過酷事故炉の廃炉過程で生じる様々な物質の同位体組成を遠隔で迅速に測定するため、半導体レーザーによる共鳴吸収とレーザーアブレーションを組み合わせた新しい分析方法の開発を行っている。本研究ではウランやプルトニウムなどの核燃料物質の模擬物質を対象に、様々な実験条件で吸収信号を測定し、アブレーションプルームの時間変化特性や、共鳴吸収スペクトルの信号変化を観測した。この結果を基に、スペクトル線幅が狭くなり、同位体の選択性が高くなる測定条件や観測手法を検討した。