2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[3K01-04] 放射線計測1

2018年9月7日(金) 09:30 〜 10:35 K会場 (B棟 B41)

座長:佐々木 道也(電中研)

10:15 〜 10:30

[3K04] 模擬瓦礫海水浸漬液から抽出したウランの全反射蛍光X線分析

*松山 嗣史1,2、伊豆本 幸恵1、石井 康太2、管 史明2、酒井 康弘2、吉井 裕1 (1. 量子科学技術研究開発機構、2. 東邦大学)

キーワード:ウラン、蛍光X線、排水、海水

福島第一原子力発電所の炉心周辺にある汚染水はウランを含む可能性があり、申請者はウラン溶液を全反射蛍光X線分析することで汚染水の簡便な分析方法を開発してきた。しかし、実際の汚染水は海水の成分などの不純物を多く含む。そこで、本研究では、瓦礫海水浸漬液にU溶液を混合した模擬試料からUTEVAレジンでウランを抽出し、全反射蛍光X線分析することで、不純物が多い試料でのウラン分析法を開発した。