2018年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[3K05-09] 放射線計測2

2018年9月7日(金) 10:35 〜 12:00 K会場 (B棟 B41)

座長:寺田 宏明(JAEA)

10:35 〜 10:50

[3K05] 緊急時を想定した汚染水中放射性ストロンチウム分析法の迅速化

*寺澤 俊春1、関 晃太郎1、後藤 久志1、上杉 正樹2、横山 明彦2 (1. 東京パワーテクノロジー株式会社、2. 金沢大学)

キーワード:汚染水、ストロンチウム 89、ストロンチウム 90、ストロンチウム ラドディスク、液体シンチレーションカウンタ、迅速法

金沢大学では海水中の放射性ストロンチウムをリン酸塩沈殿分離と固相抽出ディスクにより分離精製し液体シンチレーションカウンタ により測定する分析手法を開発してきた。さらに、東京パワーテクノロジーでは、原子力施設における緊急時を想定し、放出源におけるSr-89を多く含む事故直後の汚染水をより迅速かつ簡易に弁別定量できる分析手法の適用条件について、 大学と共同で検討し、Sr-89とSr-90を3日以内で弁別定量することができたので、その結果を報告する。