2018年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[3K10-15] ウラン鉱山

2018年9月7日(金) 14:45 〜 16:25 K会場 (B棟 B41)

座長:町田 昌彦(JAEA)

15:45 〜 16:00

[3K14] 人形峠ウラン鉱山跡地における坑水自然浄化機構の解明

*川本 圭佑1、落合 朝須美1、岳田 彩花1、中野 友里子1、横尾 浩輝1、大貫 敏彦2、小原 義之3、福山 賢仁3、宇都宮 聡1 (1. 九州大学、2. 東京工業大学、3. 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)

キーワード:鉄水酸化物、人形峠、ウラン鉱山

ウラン鉱山である人形峠を流れる坑水中にはU,Asなどの有害元素が含まれており、これらは天然場において濃度減少している。しかし、このような浄化メカニズムは完全には理解されていないため、 ICP-AES、-MS、XRD、SEM、XAFS、DLS、TEMなどの分析技術を用いて分析した。分析した結果、溶存酸素量の増加によりAs,Uを吸着しているフェリハイドライト粒子が形成されることが分かった。