2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[3P05-07] 軽水炉事故時挙動

2018年9月7日(金) 10:35 〜 11:25 P会場 (E棟 E21)

座長:神山 健司(JAEA)

10:35 〜 10:50

[3P05] JASMINEコードによる格納容器内溶融炉心冷却性評価

*岩澤 譲1、松本 俊慶1、川部 隆平1、安島 航平1、杉山 智之1、丸山 結1 (1. 原子力機構)

キーワード:シビアアクシデント、JASMINE、アグロメレーション、メルトスプレッド

軽水炉シビアアクシデント時における格納容器内での溶融炉心冷却性を評価する手法を開発することを目的として、JASMINEコードの改良を行った。溶融炉心冷却性には、生成した溶融炉心の粒子同士が結合して塊状(アグロメレーション)となる現象に加えて、溶融炉心が格納容器床面を広がる現象が重要となる。JASMINEコードに組み込まれたこれらの現象に関するモデルを、スウェーデン王立工科大学で実施されたDEFOR-A実験とPULiMS実験をもとに改良した結果、実験結果の予測性能が向上した。