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[1D03] 福島県の河川水試料から発見された放射性粒子の特徴
キーワード:河川、放射性セシウム、放射性粒子、懸濁物質
東京電力福島第一原子力発電所事故により、放射性セシウムを高濃度に濃縮した不溶性の放射性粒子(CsMPs)が環境中に拡散されたことが報告されている。
2018年10月に、福島県の河川から回収した河川浮遊砂試料の中に、高い放射性セシウム濃度を示す試料が存在した。イメージングプレートとGe半導体検出器による分析を行った結果、Cs-137が12.8Bqである1つの放射性粒子を特定した。粒子を単離した後、粒径計測、化学組成分析を行い、先行研究で報告されているCsMPsの一般的な特徴との比較検討を行った。
2018年10月に、福島県の河川から回収した河川浮遊砂試料の中に、高い放射性セシウム濃度を示す試料が存在した。イメージングプレートとGe半導体検出器による分析を行った結果、Cs-137が12.8Bqである1つの放射性粒子を特定した。粒子を単離した後、粒径計測、化学組成分析を行い、先行研究で報告されているCsMPsの一般的な特徴との比較検討を行った。