2019年秋の大会

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一般セッション

VII. 保健物理と環境科学 » VII. 保健物理と環境科学

[1D05-08] 環境放射能・モニタリング1

2019年9月11日(水) 11:05 〜 12:10 D会場 (共通教育棟 1F D12)

座長:谷口 圭輔(福島県)

11:35 〜 11:50

[1D07] 福島における放射性物質分布調査

(3)自動車走行サーベイシステムASURAを用いた国道6号線における高位置分解能調査

*後藤 淳1、高橋 剛1、千石 周1、近藤 達也1、吉田 秀義2 (1. 新潟大、2. 新潟医療福祉大)

キーワード:自動車走行サーベイ、福島第一原子力発電所事故

我々のグループでは、福島第一原子力発電所事故被災地での効率的な除染等に資することを目的として、指向性がある自動車走行サーベイシステムASURAを開発し、被災地での調査を継続して実施してきた。ASURAは、自動車の進行方向に対して前後左右上下の6方向に向けた遮蔽体付き検出器で構成されており、各方向から入射したガンマ線の割合を測定することができる。本発表では、ASURAを用いて国道6号線で取得した高位置分解能調査データから、道路上の線量率を上昇させる原因となっている線源の位置を推定した結果などについて報告する。