2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[1G12-15] 事故解析・試験

2019年9月11日(水) 15:50 〜 16:55 G会場 (共通教育棟 2F C22)

座長:滝脇 賢也(東芝ESS)

16:05 〜 16:20

[1G13] サンプスクリーン下流側影響のLOCA後炉心長期冷却に係る検討

(3)炉心入口部の冷却材供給流路に関する要素試験

*緒方 智明1、東 慧1、福田 龍1、坂田 英之1、白土 雄元2、中野 利彦3 (1. 三菱重工株式会社、2. MHI NSエンジニアリング株式会社、3. 関西電力株式会社)

キーワード:原子炉冷却材喪失事故、デブリ、サンプスクリーン、長期炉心冷却

原子炉の冷却材喪失事故(LOCA)時の破断流により配管保温材等の破片(デブリ)がサンプ内に流れ込み、サンプスクリーンや原子炉容器内の流路で目詰まりを起こし、ECCS機能が低下することが懸念されている。
本検討においては、昨年度に引き続き実機下部ノズルを使用した要素試験を実施することで、下部ノズル間隙から冷却材が供給されることを確認し、炉心冷却性能の長期維持に対する見通しが得られた。