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[1K08] 補正計算を伴わない詳細炉心計算による高速炉核特性解析
キーワード:高速炉、補正、輸送理論、超微細群、非等方ストリーミング効果
高速炉の核特性解析手法では、非等方拡散計算結果を基準として、輸送理論補正や超微細群補正、必要に応じて2次元格子補正などを施すこととしている。また、補正後の計算結果には適用した補正の度合いに応じた不確かさが含まれるものとしている。
近年、シミュレーションにおけるモデリングの検証と妥当性評価と不確かさの定量化がますます重要視されており、解析手法の高精度化がより一層望まれている。
そのような要望に応える手段として、補正計算を伴わない詳細な手法を直接適用することが挙げられる。そこで、補正計算で考慮していた輸送理論や超微細群構造などの詳細な取り扱いを基準計算に取り入れることとした。また、従来の輸送計算では困難であった非等方性中性子ストリーミング効果の取り扱いも丸山によって考案された手法を導入することにより対応させた。
これらにより、連続エネルギーモンテカルロ法計算相当の結果を得ることができた。
近年、シミュレーションにおけるモデリングの検証と妥当性評価と不確かさの定量化がますます重要視されており、解析手法の高精度化がより一層望まれている。
そのような要望に応える手段として、補正計算を伴わない詳細な手法を直接適用することが挙げられる。そこで、補正計算で考慮していた輸送理論や超微細群構造などの詳細な取り扱いを基準計算に取り入れることとした。また、従来の輸送計算では困難であった非等方性中性子ストリーミング効果の取り扱いも丸山によって考案された手法を導入することにより対応させた。
これらにより、連続エネルギーモンテカルロ法計算相当の結果を得ることができた。