2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-4 核融合機器工学(第1壁,ダイバータ,マグネット等)

[1L01-05] ブランケット,ダイバータ

2019年9月11日(水) 14:45 〜 16:10 L会場 (共通教育棟 2F E22)

座長:江原 真司(東北大)

15:15 〜 15:30

[1L03] 形状の異なるTBMに生じる電磁力

*管 文海1、権 暁星1、谷川 尚1、廣瀬 貴規1、河村 繕範1 (1. 量子科学技術研究開発機構)

キーワード:誘導電流、磁束密度、F82H、構造健全性、ローレンツ力

ITERに設置するTBMには、プラズマディスラプションに起因する電磁力が負荷されるため、その評価は重要な課題の一つである。本研究では、箱型と円筒型のTBMを対象とし、構造材料である低放射化フェライトマルテンサイト鋼(F82H)の磁化特性を考慮して有限要素法により電磁力を解析した。誘導電流と磁束密度の変化を定量的に評価し、形状と寸法が異なるTBMに生じる電磁力を明らかにする。さらに、生じた電磁力に対する構造の健全性についても評価する。