2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 202-1 放射線挙動,遮蔽工学

[1N01-03] 線量測定・評価

2019年9月11日(水) 10:00 〜 10:50 N会場 (共通教育棟 3F A32)

座長:中尾 徳晶(清水建設)

10:00 〜 10:15

[1N01] アルベド法による合理的な迷路の線量評価⼿法の策定

(3)アルベド法の設定パラメータの検討

*和田 亜由美1、延原 文祥2、松田 規宏3、平尾 好弘4 (1. 東芝エネルギーシステムズ、2. 東京ニュークリアサービス、3. 原子力機構、4. 海技研)

キーワード:遮蔽解析、アルベド法、迷路、DUCT-III、PHITS

迷路構造における評価手法として、アルベド法、モンテカルロ法、DUCT-III コー ドが広く使われているが、この中でもアルベド法は簡便でさらに説明が容易な評価手法である。一方でアルベド法の短所として、散乱距離、入射角や反射角、アルベド係数を設定する際に、過度に保守的となる場合がある。そこで、簡便でかつ説明が容易なアルベド法を詳細化し、迷路の線量率を合理的に評価する手法を検討する。本発表のシリーズ(3)では、線源周囲壁による散乱影響等の寄与成分にも着目して、モンテカルロ法やDUCT-III コードの評価結果と比較する。