[1O14-19] PRA技術2

[1O15] レベル2PRAの実施に向けたソースターム評価手法の基盤構築

(2)MAAPコードのFPエアロゾル挙動モデルの特性評価

*中嶋 結¹、中村 真人¹、髙橋 勇紀¹、中村 康一² (1. MRA、2. 電中研)

キーワード：レベル2 PRA、ソースターム評価、FPエアロゾル、MAAPコード

MAAPコードによるソースターム評価手法に関する技術的知見を得ることを目的に、エアロゾル挙動モデルの特性を把握するため、実機プラントを対象とした代表事故シナリオにおける感度解析を行った。感度解析の対象パラメータはFP放出挙動およびエアロゾル挙動に関するものを選定し、解析モデルの根拠や研究知見に基づき感度幅を設定した。感度解析の結果、一次系内および格納容器内へのエアロゾル沈着量と、環境放出量に影響を及ぼす主要なパラメータについて理解が得られた。本取り組みを通じて得られた、レベル2PRAのソースターム評価の感度解析を実施する手順における留意点を議論する。