[2B01-04] 福島第一原子力発電所の汚染分析1

[2B04] 福島第一原子力発電所内採取試料分析データによる核種移行の検討

(7)汚染水中のアクチノイド核種

*比内 浩^1,2、二田 郁子^1,2、柴田 淳広^1,2、駒 義和^1,2、金子 昌章³、市川 真史³ (1. JAEA、2. IRID、3. NFD)

キーワード：福島第一原子力発電所、汚染水、核種分析、アクチノイド

福島第一原子力発電所（1F）では，建屋内の滞留水を処理するための水処理設備の稼働により，継続的に水処理二次廃棄物が発生している。これらを適切に処理・処分をするために，1Fで採取された滞留水，や水処理設備で処理された処理水（滞留水及び処理水を合わせて汚染水という），また水処理二次廃棄物の分析が行われている。
処分安全上重要なアクチノイド核種に着目し，汚染水の分析結果から得られたアクチノイド元素（U，Pu，Np等）移行挙動の違いを報告する。