2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[2B10-14] 福島事故廃棄物処理7

2019年9月12日(木) 14:45 〜 16:05 B会場 (共通教育棟 1F C12)

座長:渡邉 雅之(JAEA)

14:45 〜 15:00

[2B10] 放射性物質汚染土壌減容化のための磁気分離装置概念

*伊藤 保之1、西嶋 茂宏1、三島 史人1、堀池 寛1 (1. 福井工大)

キーワード:放射性物質汚染土壌、減容化、磁気分離、超伝導磁石、超音波

福島県の放射性物質汚染土壌減容化のための磁気分離装置概念を提示する。本装置は汚染土壌懸濁液中のバーミキュライト粒子を10Tの磁場下で常磁性体ワイヤメッシュフィルターに捕捉した後、懸濁液を水と置換し超音波を伝播させて回収するものである。直径2m、高さ5mの常温ボアを有する超伝導ソレノイド磁石の使用を想定すると40 m3/dayの汚染土壌を処理できるものと期待される。