2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[2C04-07] 解析、シナリオ評価、システム開発2

2019年9月12日(木) 10:50 〜 12:00 C会場 (共通教育棟 1F C13)

座長:峰原 英介(LDD)

11:35 〜 11:50

[2C07] 原子炉機器の放射化特性が廃棄物のレベル区分に及ぼす影響

*五十嵐 康平1、川崎 大介1、柳原 敏1 (1. 福井大学 )

キーワード:放射化計算、廃止措置、解体廃棄物、放射能濃度、感度分析

1100MW級BWRの圧力容器や生体遮蔽コンクリート等における中性子輸送計算および放射化計算を行った。計算コードとしてPhitsおよびD-Chainを用いた。放射性核種の親核種となる不純物の濃度や,コンクリート骨材の元素組成のばらつきに着目し,中性子束の空間分布やエネルギースペクトル,放射化放射能濃度に対する感度解析を実施した。放射化放射能の計算に基づき,原子炉解体時に発生する廃棄物のレベル区分の観点から構造物の組成の影響について検討した。