14:45 〜 15:00
[2D10] 複雑地形での大気拡散数値シミュレーションにおける有効高さの不確かさ評価
キーワード:大気拡散、LES、GCI、V&V
原子炉施設における安全解析の被ばく評価では、地形や建屋影響を考慮した放射性物質の放出源高さとして有効高さを算出する必要がある。その算出にあたっては、従来の風洞実験に代えて数値モデルの適用を目指した学会標準「発電用原子炉施設の安全解析における放出源の有効高さを求めるための数値モデル計算実施基準:2011」が既に制定されている。
そこで本研究では、近年新たに制定された標準「シミュレーションの信頼性確保に関するガイドライン:2015」に沿った、数値モデルによる有効高さの不確かさについて検討を行った。その際、複雑地形上の大気拡散計算を対象にLESを適用し、特に離散化による不確かさはGCIにて評価することで、従来の有効高さの信頼性確保の方法との比較を行った。
そこで本研究では、近年新たに制定された標準「シミュレーションの信頼性確保に関するガイドライン:2015」に沿った、数値モデルによる有効高さの不確かさについて検討を行った。その際、複雑地形上の大気拡散計算を対象にLESを適用し、特に離散化による不確かさはGCIにて評価することで、従来の有効高さの信頼性確保の方法との比較を行った。