2019年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » VII. 保健物理と環境科学

[2D10-14] 環境安全評価・放射線防護

2019年9月12日(木) 14:45 〜 16:05 D会場 (共通教育棟 1F D12)

座長:山澤 弘実(名大)

15:45 〜 16:00

[2D14] 原子力事故時の自動車避難に関する内部被ばく低減効果に係るパラメータの調査

*廣内 淳1、駒ヶ峯 弘志2、高原 省五1、宗像 雅広1 (1. JAEA、2. 大日機械工業)

キーワード:自動車避難、内部被ばく、換気率、沈着率、浸透率

自動車を用いた避難は原子力事故後に実施される防護措置の一つである。自動車を用いた避難時の吸入被ばく低減効果に係るパラメータは屋内退避による吸入被ばく低減効果に係るパラメータと同様である。しかしながら、材質の違いにより沈着率と浸透率が異なる可能性があり、さらに車走行によって換気率が異なる可能性がある。本研究では、実車を用いて吸入被ばくの低減効果評価に必要な換気率、粒子状物質に対する車内での沈着率及び車内への浸透率を実験的に求めた。換気率に関して、外気モードかつエアコンを稼動させた状態では、他の条件(例えば、内気モードかつエアコン稼動)に比べて10倍以上換気率が高くなることが示された。沈着率に関して、0.3μmの粒子では0.5~1.5 h-1程度の値をとることが示された。浸透率は概ね1の値をとることが示された。