2019年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » VII. 保健物理と環境科学

[2D19-23] 環境放射能・放射線測定2

2019年9月12日(木) 17:10 〜 18:30 D会場 (共通教育棟 1F D12)

座長:柿内 秀樹(環境研)

17:40 〜 17:55

[2D21] 原子力事故環境データを用いた大気拡散モデルの性能評価

(4)福島県中通りおよび首都圏での大気中濃度再現性の評価

*足立 振一郎1、中村 真隆1、佐藤 陽祐2、山澤 弘実1 (1. 名大、2. 北大)

キーワード:大気拡散モデル、不確かさ、大気中濃度、性能評価

2011年3月15~16日にかけて福島県に到達した後首都圏に到達したプルーム等を対象として、大気環境中の浮遊粒子状物質(SPM)の濃度データを参考値として、大気拡散モデル比較試験参加の12個のモデルの濃度再現性を評価した。本研究では対象期間・領域においてモデルごとに放射性Cs-137プルームの到達時刻および大気中濃度値において、モデル間の結果に差異があることを明らかにし、再現性の違いの原因について考察した。