17:40 〜 17:55
[2D21] 原子力事故環境データを用いた大気拡散モデルの性能評価
(4)福島県中通りおよび首都圏での大気中濃度再現性の評価
キーワード:大気拡散モデル、不確かさ、大気中濃度、性能評価
2011年3月15~16日にかけて福島県に到達した後首都圏に到達したプルーム等を対象として、大気環境中の浮遊粒子状物質(SPM)の濃度データを参考値として、大気拡散モデル比較試験参加の12個のモデルの濃度再現性を評価した。本研究では対象期間・領域においてモデルごとに放射性Cs-137プルームの到達時刻および大気中濃度値において、モデル間の結果に差異があることを明らかにし、再現性の違いの原因について考察した。