15:45 〜 16:00
[2F14] 冷却材中を落下する単一溶融液滴の固化挙動
キーワード:ナトリウム冷却高速炉、炉心損傷事象、固化、溶融液滴、U-アロイ58
SFRにおいて炉心損傷事象が発生した際に,溶融燃料が液体のまま原子炉容器底部に蓄積すると,さらなる重大事故を引き起こす恐れがある.これを防ぐために,溶融燃料が下部プレナム中で冷却・固化することが重要となる.溶融燃料はジェット状に流出することが予測されているが,この溶融ジェットの冷却・固化挙動は極めて複雑であり,不明瞭な点が数多く残っている.
そこで本研究では、より単純な試料である単一溶融液滴を用いて、プール水へ滴下された単一溶融液滴の冷却・固化プロセスを明らかにする.試料として低融点金属U-アロイ58を用いる.液滴滴下高さや射出流体・プール水初期温度などをパラメータとする.プール水に滴下される単一溶融液滴の固化挙動をハイスピードカメラで撮影し、得られた液滴の変形挙動を画像処理によって分析する.また,初期条件から液滴表面固化時間を見積もり,変形挙動との関係を考察する.
そこで本研究では、より単純な試料である単一溶融液滴を用いて、プール水へ滴下された単一溶融液滴の冷却・固化プロセスを明らかにする.試料として低融点金属U-アロイ58を用いる.液滴滴下高さや射出流体・プール水初期温度などをパラメータとする.プール水に滴下される単一溶融液滴の固化挙動をハイスピードカメラで撮影し、得られた液滴の変形挙動を画像処理によって分析する.また,初期条件から液滴表面固化時間を見積もり,変形挙動との関係を考察する.