2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 502-1 原子炉材料,環境劣化,照射効果,評価・分析技術

[2H15-16] 破壊挙動評価

2019年9月12日(木) 17:30 〜 18:00 H会場 (共通教育棟 2F B21)

座長:西田 憲二(電中研)

17:30 〜 17:45

[2H15] TT690合金のPWR1次系模擬水中長期SCC発生試験

*寺地 巧1、山田 卓陽1、岡本 マキエ1、有岡 孝司1 (1. INSS)

キーワード:TT690合金、SCC発生試験、PWR1次系、冷間加工材

ブラントノッチCT試験片を用い360℃のPWR1次系模擬環境下でTT690合金(加工材)のSCC発生試験を試みた。20%CW材について、40,635時間経過時点で20 µm程度の微小なSCCの核が形成され、その後4,882時間試験を継続した結果、開口が僅かに進みSCC発生段階の前駆挙動が進行していることが確認された。