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[2H16] 燃料デブリの経年変化における物理学的メカニズムに関する研究
(2)ウラン系溶融固化体における周期的な温度変動による総クラック長さの変化
キーワード:燃料デブリ、経年変化、物理学的メカニズム、UO2、(U,Zr)O2、熱サイクル、総クラック長さ
燃料デブリの経年変化挙動に関する知見を得るため、UO2または(U,Zr)O2とステンレス鋼(SUS)を材料に溶融固化体を作製し、周期的な温度変動(熱サイクル)を加えた前後での総クラック長さの変化を調べた。UO2-SUS系では熱サイクルの回数が増えるとともに総クラック長さが増加したが、(U,Zr)O2-SUS系では総クラック長さに顕著な変化がみられなかった。